うたかた 空のいろをあおだと言って指をさした君が笑っていたまぶしくてまぶしくて僕は君に恋をしていた空を仰ぐさきに浮かんでは消える記憶の痕想うよりも果てなく僕らは遠ざかる雨の日雨音夏のにおい海の波をただ眺めていた君の肩が少し震えていた抱き寄せて手を繋ぎふたりきりで生きていけると思っていた海を駆ける風に君のおもかげを探している願うよりも儚く薄れるぬくもりはうたかたに消える残酷にそう 君に似ている空は優しいあおぞら僕の嘆きを僕の叫びを飲み込みどうか雨を空を仰ぐさきに指さした君の染まった頬君の残像に抱かれて眠る晴れ渡る世界に歌うよphantom of skyに寄せて PR