ヴェール 焦がれる想いはあなたにあげる爪弾いて奏でてきれいな音は出ないけど剥がれ落ちる皮膚のように崩れ落ちてしまいそうよどうせ燃えるならあなたの手で逝ってしまいたいどうせあなたに届かない (けど、)熟れてく身体がひどくきたないあなたごと呑み込んで味わい尽くしたい なんて、溺れ沈む意識のようひどくおぼろげな輪郭せめて消えるなら星のように流れ落ちたいのせめてあなたに知られずに (ただ、)どうか終えるなら幸せな夢の中で(すべては朦朧の意識の中に) PR