おもかげ 振り返る人の面影を見つけられず寂しさ覚えた霞んでいく背中には愛をなくした日の亡霊が宿る忘れ往くことは怖くない時に埋もれていくだけで何もなくなっていくことがただ 悲しかったひたすらに追い縋っていた恋すら息を辞めたの儚くて脆い絆をずっと見ていたようで風が吹く 青桐の丘で今は 立ち尽くしてひどく広い空のなかに溶けてゆけそうで慈しむ人の歓びを重ねれば少し暖かい濃くなっていく冬の静けさも安らげるくらいに思えたのいつかの日交わした言葉も思い出に風化するとしても幽かな繋がりにまだ希望を願ってた透明な気持ちを愛と呼んだら恋は爛れた寂しくてあどけないまま夢を見ていただけで風の音が 耳を擽るいつでも 思い出せてやがて大人になれる日が来ると信じてる PR