孤独 あなたの亡骸の上に花が咲くならひとり私だけが花守になればいい天国の風を纏って嵐の中を往くわあなたが辿った道を燃やして瓦礫の丘まで続く葬列愛した記憶がまたすり抜けて行くあなたを刻んだ写真に落ちた雫はいつか永久に失った恋のうたあなたの骨の尖りが灰になる頃ひとり私だけが墓守であればいい天国のうたを歌って焔をともすどうかあなたの涙が乾くまで慰めの海へ舟は流れて優しく抱かれてもう帰らないのねあなたの亡骸の上に花が咲いているいつか永久を夢に見る枯れた花 PR