飛べない僕と空の彼方 昏い溝水の底泥濘む手足は役立たず足掻いていれば何が変わる気がしていたの所謂世間知らずでもう結構鳥は空虚に羽根を広げて地上を見下げる飛べない僕を笑ってよ言葉は頭に響くだけ声なき声を笑ってよ無様に散って終わってもいいから昏い窖(あなぐら)の中寄せ合う孤独で息をして淋しさは絆と呼んで繋がりを嘯いた所詮他人は他人だもう十分心が砕ける音を聞いた痛くて泣きそうさ強がる僕を赦してよ誰に縋れば報われるの怖がる指を掴んでよ惨めな僕なら抱き締めなくていい矛盾した心で生きてる羽搏いた鳥に憧れても羽根は生えないんだから飛べない僕を笑ってよ地を這う僕を愛してよ言葉は心に触れるから声なき声に気付いてよ無様に叫んで、叫んで、ここにいるから PR