欠けた世界
唇を噛み締めた
光のない世界で
あなたは何を見ていたの
その瞳に映る筈の
僕の形さえ
あなたにすべて伝わらない
この肌をなぞる手のぬくもりの儚さを
唯一愛した僕の心を
届ける術のないまま
あなたが流す泪を唇に重ねて
分け合う寂しさを恋と呼んだ
互いの息だけを信じあって
命に意味はなくて
あなたの音色だけが
僕らの恋を囁いた
どちらがより不幸かなんて
問いかけて微笑う
あなたが愛しくて哀しい
触れ合えた唇に震える心のせて
言葉にできない僕の想いを
あなたは解ってくれる
たとえば欠けた世界を埋め合えたならきっと
僕らの寂しさより深い愛を
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