スラム 誰もが目覚めることなく消えてくその夢の存在さえ知らないまま逃げていく小鳥を追えずに真逆さまに堕ちていってしまう生き延びて感動は摩れて 出鱈目な熱さを信じる 空虚なる鼓動に額付(ぬかづ)き 逃げ延びた街 このまま腐敗に降りて脳裏を擽る 模範解答になぞらい揺れる人生 嗚呼、特別なものなんてモノはない 平和と銘打ちされた嘘を吐くため生まれただけ 行きずりの一夜を忍んで 待ち侘びる熱さは何処へ 死んでいく心を偲んで 灰になる 儘 僕らは存外"欲情に喘ぐ間の悪さ" ちっぽけに繰り返した修羅場を愛してるらしい 嗚呼、本当の倖せやらがどうとか 聞き分けの良い耳を演じては唾吐いてるのさ (呼び鈴) (扉を叩く) (足音) (呼び声) (終幕) 結局誰もが目覚めることなく消えてく あの夢の終わりさえ知ることなく 薄れる空気の温度に 真暗闇に堕とされてしまう PR