カナリア 繋がる想いを歌うなら 代償はそれ以上に哀しくて 掴んだしあわせさえも 指の間をすり抜けていく 幻想に想いを馳せて くだらないと知っていても 分け与えられる心の重さは けれど君には重さにならなくて 糸が切れるまで 張り詰めてしまっても 嘘にならないで 耐えてゆけるのなら 弾けたあとには 届くような気がした 繋げた想いを嘆くなら 代償を糧に乗り越えられると 嘯き言い聞かせて 涙なら何処へいくの 現実に身を切られても 犠牲とわかっていたのに 触れ合えた心で裏切る やがて憎しみに変わっていくなら 糸が切れたとき 壊れた欠片のなかに 過去を否定する 傷があるとしても 愛したあとには 純粋だけ遺して 糸が切れるまで 張り詰めてしまっても 歌えた愛には 掛け替えない記憶 弾けたあとには 輝く気がした PR